【枕草子・原文】第314段 言ひ難き物

にくもの
ひと消息せうそこおはごとなどのおほかるを、ついでのままに、はじめより、おくまで、いとにくし。かへごとまたまうにくづかしきひとの、ものおこたるかへごと大人おとなたるの、おもなることたるまへにては、いとにくし。

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