枕草子・訳②

枕草子・訳②

枕草子「九月ばかり夜一夜」/原文と意訳

枕草子FANの意訳 原文 九月ながつきばかり、夜一夜よひとよ、降ふり明あかしたる雨あめの、今朝けさは、止やみて、朝あさ陽ひの、華はなやかに差さしたるに、前せん裁ざいの菊きくの露つゆ、零こぼるばかり、濡ぬれかかりたるも、いと、をかし。透すい垣
枕草子・訳②

枕草子「生ひ先無く」/原文と意訳

枕草子FANの意訳 生おひ先さき無なく、忠実まめやかに、似非幸ざいはひなど、見みて居いたらむ人ひとは、燻いぶせく侮あなずらはしく、思おもひ遣やられて、猶なほ、然さりぬべからむ人ひとの娘むすめなどは、差さし交まじらはせ、世よの中なかの有あり様
枕草子・訳②

枕草子「懸想人にて」/原文と訳・意訳

ここでの具体的な指摘・分析は、「冷やかし」へのものでしょうか。こういった場面をも真面目に分析し書き残す清少納言さんが、をかしく可愛らしくも思えます。思いつくかぎりを書くのだ、という清少納言の思いは、こういった場面も逃さなかった、そんな段だと

You cannot copy content of this page