枕草子・訳①

枕草子・訳①

枕草子「哀れなるもの」/原文と訳・意訳

清少納言の“哀れなるもの”で趣深い感情を楽しむ。 「序ついでなり」として途中に置かれた「斬新な御嶽詣の一場面」が新しい時代の到来を思わせます。『清少納言の言葉・響きで読むと』時の流れ、移ろいといったものも豊かに見えくる様に思います。 清少納
枕草子・訳①

枕草子「珍しと言ふべき事」/原文と訳・意訳

枕草子FANの意訳 「珍めづらし」と言いふべき事ことには有あらねど、文ふみこそ、猶なほ、めでたき物ものなれ。 「素晴らしい」と言う様な事ではないけれど、手紙はやはり「特別な物」ね。 遥はるかなる世せ界かいに有ある人ひとの、いみじく覚束無おぼ
枕草子・訳①

【枕草子・原文と意訳】枕草子を書き進めている最中の想い第144段。書き終える第325段、「恥ずかしき物」第127段を合わせて読む。

清少納言の、枕草子を書き進めている最中の想いが書かれている第144段。 書き終える第325段は、清少納言から読者へ、最後に贈られた問題提起、人への愛と読むのも面白い。 第325段に書かれる「恥ずかしき」。第127段は「恥ずかしき」がどの様な
枕草子・訳①

【枕草子・原文】懸命に尽くすピュアな心の空回りを、老尼と清少納言を重ねて描いた銘文<第92段>

老尼は清少納言であり、清少納言は老尼。2人を重ねて読むと味わい深い。その様な段ではないかと、私は思います。 やや長いので、場面に1~6の題を付けて区切ってみました。 老尼のピュア 職しきの御曹司みざうしに御座おはします頃ころ、西にしの廂ひさ
枕草子・訳①

【枕草子・原文と意訳】音・香りを楽しめる段<8選>

清少納言の言葉『枕草子』が放つ“音と香り”を楽しめる個所を抜粋。簡素な意訳を付けました。第75段「忍びたる所」/第76段「思う人と、埋もれ臥して、聞く」/第108段「常よりも異に、聞こゆる物」/第51段「七月」/第205段「いみじう暑き頃」/第206段「五日の菖蒲」/第207「良く炷き染めたる薫物」段/第204段「五月ばかり、山里」

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