枕草子・訳③

枕草子・訳③

枕草子「女房の参り罷出でするには」/原文と意訳

枕草子FANの意訳 女房にようぼうの、参まゐり、罷出まかンでするには、車くるまを借かる折をりも有あるに、心こころ粧よそひしたる顔かほに、打うち言いひて、貸かしたるに、牛うし飼かひ童わらはの、例れいの牛うしよりも下しも様ざまに、打うち言いひて
枕草子・訳③

枕草子「五月ばかりに月も無く」/原文・意訳

枕草子FANの意訳 五月さつきばかりに、月つきも無なく、いと暗くらき夜よ「女房にようぼうや、候さぶらひ給たまふ」と、声こゑ々ごゑして言いへば、(中宮定子)「出いでて見みよ。例れいならず、言いふは、誰たそ」と仰おはせらるれば、出いでて、(清少
枕草子・訳③

枕草子「いみじう仕立てて」/原文と意訳

枕草子FANの意訳 原文 いみじう仕し立たてて、婿むこ取とりたるに、いと程ほど無なく、住すまぬ婿むこの、然さるべき所ところなどにて、舅しうとに遇あひたる、いとほしとや思おもうらむ。 訳 十二分に手をかけて婿を迎えたのに、幾日も経たないうちに

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