【枕草子・原文】第163段 疾く、懐しき物

【第163段】
ゆかしきもの
巻染まきぞめ斑濃むらごくくものなど、たるひとの、たるをとこをんなまほしひとは、さらなり。似非えせもの下種げすきはだにかまほし。もくの、翌朝つとめてかならず、ひとの、べきをりも、かまほし。おもひとの、おこたるふみ

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