原文で読むための枕草子

原文で読むための枕草子

【枕草子・原文】第三三段 牛は

【第三三段】牛うしは、額ひたい、いと小ちひさく、白しろみたるが、腹はらの下した、足あしの下した、尾をの裾すそ、白しろき。 《ご案内》『枕草子・目次』のページはこちら!!
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【枕草子・原文】第三二段 檳榔毛は

【第三二段】檳榔毛びらうげは、長閑のどやかに遣やりたる。急いそぎたるは、軽々かろがろしく見みゆ。網代あじろは、走はしらせたる。人ひとの門かどより渡わたりたるを、ふと、見みる程ほども無なく過すぎて、供ともの人ひとばかり、走はしるを、「誰たれな
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【枕草子・原文】第三十段 過ぎにし方、恋しき物

【第三十段】過すぎぎにし方かた、恋こひしき物もの、枯かれたる葵あふひ。雛遊ひひなあそびの調度てうど。二藍ふたあゐ・葡萄えび染ぞめなどの裂布さいでの、押おし圧へされて、草子さうしの中なかに有ありけるを、見付みつけたる。又また、折をりから、哀あ
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【枕草子・原文】第三八段 猫は

【第三八段】猫ねこは、背うへの限かぎり、黒くろくて、異ことは、皆みな、白しろからむ。 《ご案内》『枕草子・目次』のページはこちら!!
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【枕草子を読む】第二六八段

【第二六八段】扇の骨は、青色は、赤き。紫は、緑。 《ご案内》『枕草子・目次』のページはこちら!!
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【枕草子・原文】第181段 御形の宣旨五寸ばかりなる殿上童

【第181段】 御み形あれの宣旨せんじ、五寸ごすんばかりなる殿上童でんじやうわらはの、いと、をかし気げなるを、作つくりて、髻みづら、結ゆひ、装さう束ぞくなど、麗うるはしくして、名な、書かきて、奉たてまつらせたりけるに、「ともあきらの大君おほ

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