原文で読むための枕草子

原文で読むための枕草子

【枕草子・原文】第80段 遊び事は

遊あそび業わざは、様さま悪あしけれども、蹴け鞠まりもをかし。小こ弓ゆみ。韻いん塞ふたぎ。碁ご。
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【枕草子・原文】第170段 近くて遠きもの

近ちかくて遠とほきもの。宮みやの辺ほとりの祭まつり。思おもはぬ兄弟はらから、親しん族ぞくの仲なか。鞍くら馬まの九つづら折をりと言いふ道みち。十二月しはすの晦日つごもり、正月むつき朔日ついたちの程ほど。
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【枕草子・原文】第171段 遠くて近きもの

遠とほくて近ちかきもの。極楽ごくらく。舟ふねの道みち。男女をとこをんなの仲なか。 《ご案内》『枕草子・目次』のページはこちら!!
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【枕草子・原文】第25段 憎きもの

憎にくきもの急いそぐ事こと有ある折をりに、長言ながごとする客人まらうど。侮あなづらはしき人ひとならば、「後のちに」など言いひても、追おひ遣やりつべけれども、さすがに、心こころ恥はづかしき人ひと、いと、憎にくし。硯すずりに、髪かみの入いりて、
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【枕草子・原文】第43段 七月ばかり、いみじく

七月ふんづきばかり、いみじく暑あつければ、万よろづの所ところ、開あけながら、夜よるも明あかすに、月つきの頃ころは、寝ね起おきて、見み出いだすも、いと、をかし。闇やみも、又また、をかし。有あり明あけ、はた、言いふも愚おろかなり。いと艶つややか
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【枕草子・原文】第178段 宮仕へ人の里

宮仕みやづかへ人びとの里さとなども、親おやなど二人ふたり有あるは、良よし。人ひと繁しげく、出で入いり、奥おくの方かたに、数あま多た、様さま々ざまの声こゑ、多おほく聞きこえ、馬むまの音おとして、騒さわがしきまで有あれど、悲かなし。然されど、忍

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