【枕草子を読む】第144段 取り所無き物

【第144段】
ところもの容貌かたち憎気にくげに、心悪こころあしきひとの、たるこれいみじうろきことたると、よろずひとにくなることとて、いまべきにもらず。
また、「あとばし」とことことならねば、りたらに、で、ひとの、べきことにはらねど、さうを、べきものと、おもざりしかば、あやしきことをも、にくことをも、ただおもことかぎりを、とて、りしなり。

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