【枕草子・原文】第114段 関は、

せきは、
逢坂あふさかせき須磨すませき鈴鹿すずかせき。くきだのせきしらかはせきころもせき。ただこえのせきは、はばかりのせきと、たとしこそおぼれ。よこばしりりのせききよせきるめのせき。よしなよしなのせきこそおもかへたるならと、いとまほしけれれを、こそせきとは、ふにあふさかあなどをまで、おもかへたらば、わびびしからかしあしがらせき

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