【枕草子・原文】第282段 雪、いと高く降りたるを

ゆきいとたかく、たるを、れいならかうまゐせて、びつに、おこして、ものがたりなどして、あつまり、さぶらに(中宮定子)「せうごんよ、かうほうゆきは、なら」と、おほられければ、かうさせて、たかく、たれば、わらたまひとびとも「みなことり、などにさへうたおもこそざりれ。なほみやひとには、べきめり」とふ。

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